講談社ブランドストーリー「おもしろくて、ためになる」を世界へ

FUTURE

コミック、小説、教養、ジャーナリズム、ファッション、絵本――
どんなジャンルであっても、すべてのコンテンツは「物語」である。

そう私は考えています。
そして「物語」は、地球上の70億人それぞれにとって、自分だけの大切なものにもなるし、分断を超えて人と人をつなぐものにもなりえます。

いま、世界は時代の転換期にあって、人々の価値観はめまぐるしく変わっているように見えます。また、テクノロジーの進歩によって、海外とのコミュニケーションの壁もすっかり低くなりました。
そんな中、世界中の才能といっしょにコンテンツを創り、届けるという私たちの役割は、ますます大きくなっていると感じています。
そして、だれも想像できなかったようなコンテンツを生み出し届けようとする、私たちのアクション自体も、「物語」のひとつと言えるのかもしれません。

私たちは未来に向けて、もっとおもしろい、これまでにない新しい「物語」を始めようとしています。
私は、これから入社しようとする若者にも、「多少の失敗は気にしない。まずは私を驚かせてほしい」と伝えています(ちょっとやそっとのことでは驚かないつもりですが)。

このたび、新しい「物語」へのステップとして、“Inspire Impossible Stories”という言葉を創りました。これは、私たちが大切にしてきた「おもしろくて、ためになる」の理念、そのエッセンスを英語で表現したものです。
この精神のもと、私たちのコンテンツのグローバル化をいっそう進めていきます。

未来がどんな形になろうとも、私たちのコンテンツで、「おもしろくて、ためになる」にあふれた世界を作る。それが私の夢です。
このたび作成した講談社のコーポレートロゴを目にするたびに、世界中のみなさんが
「何か新しくて、おもしろい体験ができそうだ」
Impossible Storiesだ」

と感じてくださるようになるといいな、と思っています。